経済産業省が3Dプリンターの研究会を設置


製造業に革命的な進歩をもたらすとされる「3Dプリンター」を日本のものづくりの競争力の強化に役立てようと、経済産業省は必要な戦略や人材の育成について話し合う研究会を始めることになりました。

「3Dプリンター」は、印刷するように複雑な形の立体物を簡単に作ることができる装置で、短い時間で試作品をつくったり、部品の数を大きく減らせたりすることから製造業に革命的な進歩をもたらすと言われています。

日本のメーカーはこれまで下請けの中小企業との強い連携で質の高い製品を大量に生産し、国際競争をリードしてきましたが、価格で優位に立つ新興国の台頭で競争力を維持するのが難しくなりつつあります。

このため経済産業省では、3Dプリンターを画期的な製品づくりに活用し日本のメーカーの競争力の強化につなげようと研究会を始めることにしたものです。

研究会には、大学教授や企業経営者が参加し、3Dプリンターの活用で日本メーカーのビジネスモデルがどのように変化するか分析し、大手や中小などそれぞれの企業が事業戦略をどう転換すべきか、新しい技術に対応できる技術者をどのように育成するかなどを議論するとしています。

経済産業省は、年内をめどに議論を取りまとめ、ものづくりの競争力の強化に生かすことにしています。

引用元記事:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131009/k10015139881000.html