人生100年時代の「死」とは。葬儀やお墓の概念が変わっていく

厚生労働省の調査によりますと、2019年の日本人の平均寿命は、女性87.45歳、男性81.41歳となっています。男女とも過去最高の記録となっています。また女性の過半数は90歳まで生きることができるということです。これは大変なことではないでしょうか。人生100年時代といわれますが、まもなくその100年に到達するような勢いです。この調子で日本人の平均寿命が延びて行けば、必ずそれは実現されるような気がします。

人生100年時代の到来は間近です

戦国武将の織田信長は、人間50年と謡いながら、本能寺で自刃してしまいました。今はどうでしょうか。厚生労働省の調査によると、2019年の日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳となっています。男女とも堂々たる世界一の記録を更新しました。女性は90歳まで生きるのが普通となっています。あと少し時間が経過すれば、人間が100歳まで生きられる時代が到来するような気がします。

このような新しい時代の到来で、私たちの生活を根本的に見直さなければならない部分があります。その大きなものが葬式のやり方と、お墓の準備ではないでしょうか。人生100年時代に向けてしっかりと準備をしておく必要があります。

葬儀の準備や進め方も、もちろん大切ですが、それよりも大切なのがお墓の準備です。お墓は何百年経っても、子孫たちが安心してお墓参りができるように、しっかりとしたものを建設しておかなければなりません。

時代の変化に合わせて葬儀の進め方も変わります

人生100年時代を目前にして、葬儀の進め方も変化していきます。様々な要因が絡んできますが、現在のコロナパンデミックも一つの要因となります。コロナが落ち着くまでは、大人数が集う葬式はできるだけ控えたいところです。

葬儀の時間は、葬儀斎場に依存しますが、火葬場の事情や、僧侶の都合に合わせて決めることがとても大切です。これらのすべてが、時代の流れとともに、徐々に変化してきています。菩提寺の住職に渡すお布施もそのうちのひとつです。いつの時代になっても難しいのがお布施の金額です。菩提寺との関わり合いの深さによってその金額は変わっていきます。戒名代がそれに含まれているのかどうかによっても、お布施の金額は大きく変わっていきます。

ここでは人生100年時代にふさわしい、かつ節度ある葬儀にするのが良いことです。日本は現在コロナで大変なことになっています。このようなときに、無理やり親戚の全員を葬儀に参列させるのはいかがなものでしょうか。

お墓だけは石造りのしっかりとしたものを

人生100年時代を迎えるにあたり、それにふさわしいお墓作りを考えてみました。まずデザインですが、従来の墓石スタイルは若干変化させる余地があります。ここは欧米のお墓が参考になります。

日本のお墓といえば、横並び一線で同じような形です。強いてその違いを挙げるとすれば、お墓の敷地面積と墓石の大きさではないでしょうか。子孫たちに残すためのお墓ですから出来るだけ楽にお墓参りができるようなものが望ましいです。お墓の敷地面積はある程度広ければ、子孫たちが楽にお墓参りができます。墓石の大きさはさして問題となりません。しかしながら欧米の墓石のような、心を打つような文章が刻まれているような墓石を立てるべきです。

日本国内には数多くの霊園があります。霊園の中には欧米風の墓石を使っている人もいます。そこには心を打つような文章が刻まれており、通りすがりの人の涙を誘っています。これはある面で素晴らしいことではないでしょうか。

コロナの難局を乗り越えて人生100年時代を迎える

コロナの難局を乗り越えて人生100年時代を迎える

2020年の1月に大変な事件が起きました。一衣帯水の隣国である中国でコロナパンデミックが勃発したからです。相当な努力をしてそれは鎮圧されたかのように見えました。それは全くの見当違いでした。

現在世界各国で合計9000万人もの人たちがコロナに感染しています。一番悲惨なのはアメリカ合衆国です。コロナパンデミックにより35万人以上が天国に召されてしまっています。あまりの人数の多さに、棺桶が間に合わないほどです。このような時代を乗り越えて、人生100年時代を迎える必要があります。心配は要りません。過去のどのような疫病でも、3年とか5年以内には落ち着いてきています。今が辛抱のしどころであるということもできます。

コロナの時代には、それにふさわしい葬式の形式をとるべきです。葬儀に参加する親戚を厳選して、インターネットを活用して葬儀の状況をリアルタイムでお知らせするのが良い方法です。それで多くの人の命を救う結果につながります。

まとめ

日本は現在東京を中心としてコロナパンデミックで大変なことになってきています。このような辛い時代でも、前に向かって進んで行かなければなりません。折しも日本人の平均寿命は世界一を更新しています。

人生100年時代まであと一歩というところです。ここは辛抱のしどころではないでしょうか。コロナの時代には、それにふさわしい葬儀の形式を取るべきです。厳選された葬儀参列者には必ずマスクを着用してもらうことが絶対条件です。

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